医院ブログ

2017.11.22更新

12月16日(土)11時〜16時に当院のビルのエントランスにてワークショップを開催致します。

詳しくはこちらをご覧下さい。

ワークショップ

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.10.15更新

・開始日:平成29年10月16日(月)
・ご予約:当日若しくは翌日分のご予約を直接ご来院又は電話にてお受けいたします。
 *本年はワクチンの供給が昨年より少なくなるとの予想であり、直近の予約のみとなりご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
・料金:13歳以上の方 ¥3300 13歳未満の方 ¥2700
 *ただし、公費補助のある方は自己負担額が変わりますので、受付にてご確認ください。
・複数回接種:13歳未満では2~3週間程度の間隔を空けて2回接種が推奨されています。
・3歳未満の幼児の方:副反応への対処などの問題もあり、可能な限り小児科標榜の医療機関での接種をお勧めいたします。
・接種後:副反応への迅速な対応を行う観点から、接種後30分程度は院内ないしは近辺に御留まりいただき様子観察が必要とされております。当院待合室並びにビル内1Fテラス付近で体調の変化がないことをご確認いただいてからご帰宅いただくことをお勧めいたします。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.08.19更新

《はじめに/便秘外来の開設にあたって》
便通(排便が規則正しく(出)ない、毎日出ていても量が少なく、残便感がありスッキリしない、お腹が張ったり、時に吐き気がしたり、食欲が落ちる等の症状でお悩みではありませんか。便秘と長い付き合いなら、ご自分なりの対処法(野菜を多めに食べたり、市販の便秘薬を飲んだり)をお持ちでも、なかなか根本的な解決とまで行かない、といったことはありませんか。逆に、今まで便秘と無縁であったのに、2~3ヶ月前から急に便秘を自覚され始めたことはありませんか。比較的急な便秘(又は便秘と下痢を繰り返す場合)は、事によると詳しい検査が必要となる場合があり、慢性便秘以上に注意が必要です。便秘は先天的な病態(腸を動かす神経組織が生まれつき減少しているもの)から、生活習慣のアンバランスにより起こるもの(最多)、ガンなどの進行した腫瘍が腸を詰まらせて起こるもの、術後の腸の癒着などによるものまで原因は様々であり、この外来では詳細な問診や検査によって便秘の原因を突き詰め、解決のお手伝いを目的と致します。

たかが便秘、されど便秘です。事によると思いもしない大きな病気と関連している場合もあれば、解決が不可能と諦めていた便秘が解消されるばかりでなく、一見便秘とは無関係と思っていた不調も、同時に解消し、気分も晴れやかになっていただけるかもしれません。
いわゆる機能的な慢性(習慣性)便秘に関しては、できうる限りお薬以外での治療(対処)を試みますが、お薬を完全否定するものではありません。食事療法や運動療法等々を実践したくても、時間的(さらには金銭的にも)制約の多い現代生活の中で、お薬の使用は手っ取り早く便秘を解消する手段として当然検討しうる選択肢の1つであることは否定しません。しかしながら、使用するお薬の種類や使用量(又は使用頻度)を誤ると、便秘の泥沼にハマり込むことになりかねませんし、乱用により便秘薬が思いもよらない重篤な副作用をもたらすこともあり、個々の全身状態を見極めた上で、総合的な対処を目指します。

《便秘外来の実際》
初回は予約制です(午後診の中でのご案内です)。直接受付で予約いただくか、電話でのご予約をお願いいたします。2回目以降は予約なしでご来院いただきます。
☎06-6115-5086まで(診療時間内にお問い合わせください)
② 保険診療の範囲で行いますので、なからず保険証をお持ちください。
③ ご不明な点などございましたら、上記までご連絡ください(診療時間等はホームページ内をご参照ください)。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.07.11更新

8/12(土)は全日休診とさせていただきます。
8/14(月)は通常診療いたします。
8/15(火)は通常診療いたします。
8/16(水)は午前(9時から12時)診療し、午後は休診とさせていただきます。

*普段、なかなか平日にお休みなく受診機会にめぐまれない方で、特に内視鏡検査(胃カメラ、大腸検査)をご希望の方は、お盆休みを有効利用ください。ただ、内視鏡検査は検査前の注意事項や前処置などもありますので、ご希望検査の前に一度はお来院いただき、必要な説明等をお受けいただいた上で、他日検査をお受けいただくことをお勧めいたします。
ご不明な点はお電話(06-6115-5086)でもお問い合わせください。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.07.11更新

今回は、当院で行っている内視鏡検査の進め方の一端に関してご紹介いたします。当院では現在、上部消化管内視鏡検査(通称胃カメラ)と大腸内視鏡検査を実施し
ておりますが、ここでは特に胃カメラの『検査前の準備』である、麻酔と鎮静ついて述べさせていただきます。検査が未経験で受けようか迷っている方、検査経験が
あっても、昔のことで忘れてしまったという方も、参考にしていただければ幸いです。

ここで、具体的な内容にいく前に、内視鏡検査における麻酔と鎮静に関して簡単に整理いたします。

1,『麻酔』・・いわゆる手術でいう全身麻酔ではなく、胃カメラで通常行う麻酔は、口からの挿入では咽頭麻酔(口からのどまでの感覚をボヤーと鈍らせる、痺れさせる)を行い、鼻の穴からの挿入では上記咽頭麻酔に加え、鼻の中もボヤーと痺れさせます。頭(意識)はクリアーで、入り口をボーとさせることです。この検査前の麻酔(局所麻酔)は胃カメラを受けられる方の’ほぼ’全員に行います。何故100%でないのかというと、この局所麻酔薬のアレルギーをお持ちの方がおられるので、アレルギーの無い方に対して全員ということです。
2,『鎮静』・・内視鏡検査特に胃カメラでは、個人差はあるものの、受ける方によっては大変な苦痛(つらさ)や不安を伴う検査であることは、ご承知の通りです。よく、若いから敏感だとか、年輩だから鈍感(失礼な言い方です)になっているのではと言う人もおられますが、私の経験からは、年齢的な差は殆ど無いと感じております。おそらく、のどの敏感さ(異物感覚)は、生まれつきの強い・弱いによると感じております。勿論、内視鏡の太さや検査医の力量も左右しますが、それを言い出しますと話が進みませんので、ここではこれらの要素は一定のものとして論じます。

苦痛(つらさ)と不安が許容範囲を超え、検査の遂行に支障があると判断されるケースは、 苦痛(つらさ)と不安を軽減させるお薬を用いた鎮静の意義を※学会も認めています。
ただ、このつらさ等には個人差もあり、また受けられる方の検査後の予定も人それぞれであること(鎮静併用の際は検査後一定時間の安静が必要で直ちに帰宅できない)、副作用(血圧低下、呼吸抑制、ふらつき、薬物アレルギー)の危険性も無いわけではなく、鎮静を行うか否かは、メリットとデメリットを天秤に掛けた上で、個別に判断していただく必要があります。

よって、当院での胃カメラの方式は、鎮静の有無と挿入経路の組み合わせから、下記の4パターンからお選びいただくこととなります。
つまり、
①鎮静『なし』→『口』挿入
②鎮静『なし』→『鼻』挿入
③鎮静『あり』→『口』挿入
④鎮静『あり』→『鼻』挿入

口か鼻かの選択としては、一般的には鼻挿入が楽だとされていますが、これは鼻から入ると、舌に触れずに挿入するため、嘔吐反射が起こりにくい、つまり、オエッとなりにくい事と検査中に会話ができる事がメリットです。ただし、花粉症などの鼻アレルギーがあると粘膜が腫れぼったいと、空間が狭くなり、スコープが擦れて痛みが出たり、鼻血が出易くなるばかりか、結局スコープが進えず(口から入れ直さないといけない)といったことがデメリットです。更には、口よりも鼻、鎮静なしよりもありのほうが、少し費用のご負担が増えることは否めません(3割負担の方でもそれぞれ、百円単位ですが)。

皆さんのご希望に沿った方法での検査を今後とも行っていく所存ですので、検査予約の際にご遠慮なくお申し出ください。

※日本消化器内視鏡学会

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.06.20更新

 このHP内に当院提携の駐車場の場所をお示ししておりますが、先月下旬より、当院の入居のビル(古川橋メディカルプラザ)の正面玄関内に4台分の駐車スペースが確保されました。こちらにお停めになってのご来院の際は、駐車後に駐車証明書を発券いただき、当院受付までお出しください。1時間の割引券をお渡しいたします。玄関先に空きがない場合は、従来通りでタイムズ古川橋東Pにお停めください(こちらも割引券をお渡しします)。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.05.16更新

 新年度がスタートし、既に一月半が経過しましたが、仕事場や学校叉は自治体の健診が既に始まっている頃かと思います。一般的な内科系健診の場合の内容としては、身体測定(身長、体重、腹囲)、血圧測定、検尿、血液検査、心電図等になります。健診の意義としては、普段、定期的に医療機関に掛かっていないか、掛かっていてもごく限られた分野のみが対象の場合、ちょっとした体調の変化を早期に拾い上げ、大病を未然に防いだり、早期に治療導入に結びつくことが期待されます。
中でも、指摘されることの多い項目としては、肥満、高血圧、脂質異常、肝機能異常、高尿酸血症、高血糖叉は糖尿病が多いと思います。
 以前、このコラムでも書きましたが、高血圧は’サイレントキラー’と呼ばれ、血管の老化を促進し、心筋梗塞、大動脈解離、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血等の重大な病気を引き起こす大元になるものの、多くの場合は無症状の為に放置されがちです。特に50歳代以下の若い方では、健診直後は勤務先や家族に促され真面目に通院されても、お薬などで一旦血圧が安定してしまうと、多くの場合受診を中断され、元の木阿弥になってしまうことが少なくありません。つまり、元々高血圧の症状がなく、一旦血圧が正常化することで、更なる通院の動機が無くなってしまうのではないでしょうか。若い方では日々の生活に追われ、痛くも痒くもない病態に関わってられないと言う事が本音ではないでしょうか。無治療又は治療中止で再び放置され、突前に心臓発作(多くは急性心筋梗塞)や脳卒中などを発症され、最悪そのまま帰らぬ人に、というケースも少なくありません。
 また、最近指摘さることが多いものに、肝機能障害があります。AST、ALT値の上昇が指摘されますが、多くの場合、脂肪肝の関与の比率が多いように思われます。脂肪肝という病名は肝臓病のなかでも比較的軽症な病態の響きを持っているようにお感じなると思いますが、時に肝硬変や肝臓がんにも発展する場合もあり、侮れないことをご了解ください。
 いずれにせよ、大事なことは、せっかく健診で指摘された項目については、放置しないこと、受診された場合はどこが、どの程度問題でありるのか、その活習慣の改善や治療に関して何が必要であるのかを、担当医から納得できるまで説明を受けていただき、問題点の解決に努めていただきたいと考えます。

 

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.01.31更新

当院では、29年2月より、内視鏡検査(胃カメラ、大腸内視鏡)の検査枠を従来の午前のみから、午後4時以降にも新たに設けることとなりました。
内視鏡検査をご希望でも、時間の都合がつかずなかなか受けられないといった方は一度ご検討ください。特に、胃痛、腹痛、腹部膨満感、嘔気(嘔吐)、食欲低下、体重減少、便通異常(便秘、下痢、血便、黒色便)を自覚しておられたり、胃がん検診や大腸がん検診で精密検査を指示されているものの、結局受けられずじまいの場合などは早めの検査をお勧めいたします。
夕方の検査をご希望の場合は、診察時にお申し出ください。検査をお受けいただく上での条件は以下の通りです。
1、 上部消化管内視鏡(胃カメラ)
朝食は8時までに消化の良いものをおとりください。昼食はとらないでください。
水分(水、お茶、スポーツドリンク)は15時まではお飲みください。
2、 大腸内視鏡検査
朝食は8時までに消化の良いものをおとりください。昼食はとらないでください
検査前の下剤は13時から飲み始めていただきます。
水分(水、お茶、スポーツドリンク)は検査直前までしっかりと御飲みください。
*夕方の検査ではお帰りの際に御足もとが暗い場合があり、検査中に鎮静剤や鎮痛剤を使用すると、転倒や事故などの危険が高くなる事が考慮されますの、これらの薬剤の使用に関しては付き添いの方とのご一緒の帰宅を条件とさせて頂きます。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2017.01.07更新

今回は、近頃、有名人の発病を伝えるニュースなどで伝えられることもある、急性膵炎について述べさせていただきます。
その前に、膵臓って、身体のどの辺りにあって、どんな働きをしているのかご存知でしょうか?
場所(部位)は胃の奥(背中側)で、上腹部の正中より少し左寄りに位置し、マイクのような横長の形状をしています。
働きは、大きく分けて二つ。①〔外分泌機能〕食べ物の消化に欠かせない消化酵素(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン等)を作り、それらを膵管という管から小腸へ流し、文字通り栄養素の消化に一役買っています。②〔内分泌機能〕インスリンやグルカゴンといったホルモンを出して、血糖値をコントロールしています。これが狂うと、ご存知糖尿病を発症します。
急性膵炎の原因はこの働きの①に関連があります。この時期お酒のおつきあいも多いため、ついつい飲み過ぎがちで、この過剰飲酒が引き金となることが多いのです。通常、膵臓の中にある消化酵素は膵臓から十二指腸へ排出されてはじめて、酵素が活性化して、食物の中の栄養素を分解しますが、過度な飲酒刺激は膵内での消化酵素を活発化させます。いわゆる、膵臓の自己消化叉は自己融解という、自傷(自殺)行為が急激な経過で進行していくのが急性膵炎です。飲酒以外の原因では、胆石や特殊な内視鏡検査などにより膵液の流れがせき止められるなどして発症します。
症状は、持続する強い上腹部痛や背部痛、腸の麻痺を伴うと吐き気や嘔吐も見られます。加えて発熱したり、重症化すると急性腎不全や呼吸不全を伴ったり、DICといって血液が異常に固まったり逆に出血が止まりににくくなったりする全身に及ぶ障害を生じることがあり、大変危険です。この様な状況に対して、根本的な膵炎の治療方法はなく、あくまで、点滴などで水分補給をしたり、二次感染に対処する目的で抗菌剤を投与したりする対症療法を行い、自然回復を後押しする事くらいしか出来ません。
ですから、なってから治す事よりは、ならないようにする方が肝腎で、なかでも心がけておきたいのが、アルコールを飲み過ぎないようにする意識です。普段、飲みつけなない人がたまの宴席などで多量飲酒して発症すると言うよりは、常日頃から一定量の飲酒(ビール1.5l叉は日本酒3合弱以上)をしている方が、普段以上に飲酒した際に発症されている事が多いので、このような飲酒習慣のある方は要注意です。ついでに、高トリグリセライド血症(血中の中性脂肪が高値)も単独でも膵炎の原因となり、飲酒せずとも遺伝や生活習慣で中性脂肪が増えすぎて、膵炎を発症する場合もありますので、飲酒によりさらに中性脂肪も異常高値となり、より膵炎が発症しやすい状況となりうる場合もあります。このことからも飲酒量は控え目にして、食事では動物性脂肪をとり過ぎず、適度な運動を継続して行うことが中性脂肪の上昇を抑えるために重要です。ただし、ご自分の努力だけではなかなか中性脂肪が下がりにくい場合は投薬も治療の選択肢の一つとなります。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2016.12.14更新

当院では本年10月中旬より進めておりましたインフルエンザワクチンが若干のご予約分を除いて終了いたしておりましたが、本日追加 のワクチンが入荷いたしました。ただし、数に限りがございますので、ご希望の方は予めお電話でお問い合わせください。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

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