医院ブログ

2022.05.13更新

~院内でのコロナウィルスPCR検査(以下PCR)を開始致しました。概要は下記に通りとなります~

①診察の結果、PCRが必要と判断された場合にご本人にお勧めします。
②検査は(月)、(火)、(水)、(金)の午前診の受付時間内ですが、検査枠・機器のメンテナンス等の状況により、上記の検査枠でもお受けできない事がありますので、ご了承お願いします。PCRの可否につきましては事前に電話でお問い合わせ下さい。
③当院での検査対象は、唾液のみとなりますので、唾液の出にくい方は検査できません。採取方法はスタッフが院内で説明いたします。
④結果は夕方に院長が電話で説明させていただきます。
⑤PCRに関わる費用負担に関しては、医学的必要性があると判断された場合に限り公費が適用されますが、診察料(初診料や再診料等)は通常通りのご請求になりますので、お間違えの無いようお願いいたします。また、公費の適応は初回のみとなります。
⑥検査陽性で重症化リスクの高い場合は、ホテル療養や入院治療、コロナ治療薬の使用等に関しては保健所からの指示をお受けいただきます。

 

 

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2022.02.15更新

 この項でもコロナワクチン3回目接種のご案内をさせていただいておりましたが、急遽来月末以降の予約受付の一旦中止を、ワクチン供給元の門真市/大阪府から指示されました。今後の再開の目途は知らされておりませんので、判明次第この項や掲示物等でお知らせいたします。

皆様方にはご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2022.02.06更新

 2月より予約受付を開始いたしましたが、通常診療への支障等を考慮し、以下の方法で行います。

① 予約方法は電話のみとなります。
② 予約時間は午前診受付終了後の12:00~12:20、午後診受付終了後の19:00~19:20です。
③ 予約に際しては送付された3回目の接種券をお手元においてお電話ください。接種券に記載された内容をお尋ねすることがございます。


注)一旦お取りいただいた予約はキャンセル不可となります。もしキャンセルされると、貴重なワクチンが無駄になってしまいますので、くれぐれもご注意ください。
注)万が一、大阪府からのワクチンの供給が遅延することが生じた場合、接種日の変更をこちらからお願いする場合がございますので、必ずご連絡先(繋がりやすいお電話番号)をお知らせください。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2021.11.20更新

 前回もこの項で述べさせていただきましたが、今シーズンの同ワクチンは供給量が少なく、お問い合わせいただきました皆様に大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
 12月初旬入荷分が少々予約に空きがありますので、お知らせさせていただきます。
 何卒、よろしくお願いいたします。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2021.11.03更新

 当院におきましても先月後半より、インフルエンザの予防接種を実施しておりますが、報道等でも出ております通り、昨年と比して供給量が少なくっており、皆様にもご迷惑をお掛けし申し訳ございません。業者からは順次供給されるとの連絡はございますが、未だ十分量を確保し得ていない状況です。
 次回、供給の見込みが立ちましたらこのホームページ上でもご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2021.05.13更新

 ご来院予定の患者様へ

 誠に突然ではございますが、院長親族の不幸に際しまして、5月14日 (金)午前の診療を休診とさせていただきます。皆様には大変なご迷惑とご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解を賜りますように宜しくお願い申し上げます。尚、5月14日午後診(16時半~19時)は通常通り診療予定です。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2021.02.23更新

   西暦2020年という年は、実にこの国に56年ぶりの夏季五輪が帰ってくる記念すべき1年になる、筈でした。

 2019年11月末から12月初めごろに、中国長江とその支流である漢江の合流部に位置する1000万人都市 武漢からこの今世紀初の‘パンデミック’は始まったとさせています。
 元々、コロナウィルス(HCoV)は小児の風邪の原因ウィルスで、高熱がでるものの軽症で収束する、比較的大人しいウィルスでした。2003年に世界37か国で8000人以上に感染し、700人以上を死に至らしめたのは、この本家コロナウィルスから派生したSARS(Sever Acute Respiratory Syndrome;重症急性呼吸器症候群)ウィルスでした。幸いにも、SARSは日本で発症者を出すことなく、発見から4か月であっというまにこの世から消え去りました。その理由については当初、WHOを基軸とした各国の防疫体制が素晴らしく有効に機能したからなどと喧伝されましたが、この新型コロナ騒動から翻って考察すると全く別の理由が見えてきます。SARSは初期より急速に肺炎で発症し、あっという間に重症化してしまうので、動き回って他人に移してゆくことが極めて少なく、高い致死率ゆえにウィルスそのものの自滅を早め、早期終息したというのです。
 それに対して、新型(SARS-CoV-2)はどうでしょうか。感染者の80%は無症状か軽症(軽い風邪)で、最も恐ろしいのは、今まさに自分の目の前にいる、いつもと変わらない元気な(に見える)家族、友人、同僚らからも知らぬ間にどんどん感染が拡大していくというのです。ですから、SARSと違って瞬く間に、地球規模のパンデミックに陥ったというのです。また、さらなる落とし穴もいくつもありました。全感染者の30%を占める20歳代は、重症化率及び致死率が低いことをいいことに無防備に感染する傾向にあり、高齢者への感染拡大を助長したともいわれており、その移された側の高齢者は、体力の低下や基礎疾患を背景に、70歳以上で8%、80歳以上では20%と高い致死率(全年代では2%)という現実に直面しています。
 ただし、若年の感染者でも、退院後も数々の後遺症に苦しんでいる方がかなり多いという報告が多く出てきています。詳細は現在厚労省が取りまとめ作業中ですが、いろいろな統計を見渡しても、20歳代においても20%前後の人で退院2週間時点で、嗅覚低下、倦怠感、味覚低下、呼吸困難感、頭痛、脱毛、胸痛、集中低下等々の後遺症と思われる症状に悩まされているとのこと。人によっては、陰性確認後も数か月から半年以上経過しても未だに症状が持続し、闘病を余儀なくされ続けている方々がおられるというのです。つまり、若かろうとも移らない努力と、移さない心がけが如何に必要な感染症かということが、この感染症には肝になるようです。社会福祉大国であるスウェーデンは、このパンデミックでは何故か、この事態において対応を誤り、集団免疫の獲得と称し欧州各国が実施したロックダウンはエビデンスがないとして同調せず、その結果大規模な感染拡大が食い止められず、国王がその失政を認めるに至っております。同国が人口1000万人で、今月21日現在で感染者63万人、死者数12000人以上(人口10倍以上の日本では同時点で感染者42.5万人、死者数7500人)は、結果が全てを物語っております。
 昨年末から米国、英国を皮切りに、先進国を中心に各国で新型コロナのワクチン接種がスタートいました。わが国でもこの2月中に医療関係者の先行接種が漸く始まったところです。ワクチンの有効性に関しては、昨年末から徐々に囁かれだした変異株(英国型、南ア型、ブラジル型等)に対する有効性の低下の可能性が議論されてはいるものの、接種の進むイスラエルなどでは接種後の感染者数が激減しているデータなどから、おおむね良好な効果が期待されています。
 ただ、懸念されることはやはり接種後の副反応のデータの集積が乏しいことが、不安の源となり、アンケートで接種希望と見送り希望がほぼ半数ずつと反応に反映されています。海外の接種の状況からは、いわゆる急性重症アレルギー反応(アナフィラキシーショック)の発現率は100万人当たり数人から10人程度で、インフルエンザワクチンの100万人当たり1人と比べると最大で10倍にありますが、これを多いとみるかどうか・・。
 そもそもワクチンの趣旨は、免疫を有しない国民に広く接種することで、集団免疫を獲得し現在進行形のパンデミック拡大に終止符を打ち、平穏な日常を取り戻すことです。ですから、一人でも多くの方々が接種することが絶対条件なのですが、アンケート通りで、単純に人口の半分程度しか接種しなかった場合、当然ながら集団免疫は形成されず、その間に新たな変異株の出現を許し、パンデミックの波はその後も、非常事態宣言とgo to ○○の間で何度も何度も振り子の如く繰り返され、結果人々の心身は疲弊し、社会経済活動も再生困難なほどに荒廃し尽くす危険性はないのでしょうか?
 国は各国との争奪戦の結果、ワクチンの全国民分相当量を確保したとしつつも、最終的に接種の是非は個々の自己判断に委ねるという、一歩引いたスタンスをとっています。国策でありながら、接種の推進に今一つ『国主導』が見えずらい状況です。急性期のアナフィラキシー反応のみならず、データのない晩期での副反応なども今後疑われた場合に、国は薬害の被告となるトラウマが再びフラッシュバックの如く蘇るのでしょう。新三種混合ワクチン(新MMRワクチン)や最近では子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウィルス;※因果関係は最終的に証明されていません)のように。
 だとしても、データのないことに関しては、今、議論する意味もないし、時間もない。この国の、また世界中の人々の健康が、そして暮らしが、コロナによって破壊されつつある状況で、明らかに急性反応(特にアナフィラキシーショック)の高リスクと考えられる方々を除いては、基本的に社会とのつながりを持ち、日々生活をしている人々が集団免疫の獲得に向けて、出来るだけ多く参加されることが重要と考えます。その目標達成のためには、医療機関、医師会、各自治体がそれぞれの得意分野を生かして相互協力をしつつ、この壮大な国家プロジェクトの成功を目指して積極的に前に出ていくしかないと思います。そのためには、一定割合では起こりうるアナフィラキシーショックに対しては、各接種会場で万全の備え(エピネフリン注、ステロイド剤、気道確保器具、AEDなどの確保と緊急時対策マニュアルの整備)はこの事業推進には最低条件と思われます。不測の事態にもしっかり対応してもらえると理解が進めば、接種会場へ足を運ぶ人々には安心感が広がることと思います。
 ワクチン接種自体のみならず、アナフィラキシー対策も転ばぬ先の杖であり、全世界を覆う漆黒の暗闇に差す一筋の光明となることが、強く期待されています。

 当院も医療機関の端くれとして、門真師医師会に属するものとして、スタッフともども、門真市の集団接種には微力ながらお手伝いさせていただく所存です。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2020.12.03更新

本年10月をもちまして開院5周年を迎えることが出来ました。
これもひとえに、患者様のご厚情とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
スタッフ一同、心を新たにし、地域の皆様の健康を守るべく一層の努力をする所存でございます。

これからも何卒変わらぬご愛顧、お引き立てを賜りますよう心からお願いし、5周年のお礼とご挨拶とさせていただきます。
今後とも、内科・消化器内科 杉本クリニックを宜しくお願い致します。

 

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2020.09.22更新

 65歳以上の方は、10月2日(金)から接種を開始致します。

 65歳未満の方は、10月26日(月)からとなります。

 今期のインフルエンザは、新型コロナウィルスと同時流行の可能性が懸念されてもいるため、早めの接種をお勧めいたします。
 接種をご希望の際は、お電話若しくはご来院時に直接ご予約下さい。

㊟予防接種のご予約は、お日にちのみの予約受付となっております。
 時間予約はありませんので、一般診察の方と同じく受付順となります。
 当日の混雑状況によっては待ち時間が生じることをご了承ください。
㊟お子様の場合、副反応への専門的対処が困難な場合もあるため、基本的に学童以上の方を対象と させていただいております。

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

2020.05.06更新

パンデミックそして、インフォでミックの恐怖
2020年正月。オリンピック・イヤーの幕開けとして、国内全体に何かいつもとは違う少し浮足立つようなワクワク・ソワソワ感が漂っているような、そんないつものは少し違うお正月であったか。
そのような日本国内にあって、海の向こうの中国の内陸で起こり始めた騒ぎが、我々の肌感覚としては自分たちには直接関係のない別世界の話題であり、対岸の火事という程度の認識に過ぎなかった。いくら武漢という耳にすあまり耳にすることの少ないる都市で、急速な感染拡大が起ころうとも、死者数の増加がセンセーショナルに伝え始められようとも。
1月下旬、時は中国の旧正月の春節。毎年、国内のみならず世界中に数百万人が世界中に旅立つ。2019年には、優に600万人を超える数であったそうな。今年はこの新型コロナ騒ぎで、武漢を含む湖北省の人々は自制されたり、途中から規制されたりしたものの、規制前にすでに各国に入国してしまっていた人々が、この未知なるウィルス(COVID-19)のキャリアになり、春節から数えてこの2か月足らずで、瞬く間に世界中に拡散してしまったことは、報道等で皆さんもご承知の通りである。
以前におこった、SARS、MARS、日本国内でも広がりを見せた新型インフルエンザでは、感染の拡大が比較的地域限定であったり、感染力が然程強くなかったり、新型インフルエンザに関しては治療法が存在していたりと、人々の不安は限定的であったと思われる。しかし、このCOVID-19は徐々に判明しつつあるとはいえ、ウィルスの全貌は未だよくわかっておらず、予防法や治療法も今のところ確立しておらず、まさに人々にとって、悪魔のような存在である。もちろん、感染症の専門家と称するいろいろな方々が、‘軽症者が多く、重症化率や死亡率が然程高くない’だとか、‘そのうち、だれもが罹り(かかり)、克服する風邪の一般的なウィルスの一つになるだろう’など、楽観論を投げかけても、この姿なき悪魔は人々に恐怖と絶望感で包み込んでいくばかりである。
自らの意思のみならず、多くは国や地域社会の呼びかけにより、集会のみならず移動や外出の制限を実施することは、状況により必要であることは間違いない。ただ、その制限が不要不急に限るものを超えてしまうと、それこそ有史以前の狩猟時代、しかも小型動物を対象に個々に狩りを行っていたころの、完全個別自給自足時代(本当のこのような時代が存在したのかは不明)にまで戻ってしまうのではないだろうか。つまり、究極的には人同士のつながりを絶つことを求めるものになりはしないかと。もちろん、そのようなことは不可能であるのだが、えてしてこの21世紀に生きる現代人が世界的に初めて経験するパンデミックに遭遇して、より過激で過剰な排他的でかつ個人主義的な行動に走ると、ウィルスそのもののではなく、その行き過ぎた負の連鎖が過剰に自己防衛に走らせ、その結果、経済の混乱や社会秩序の崩壊を招き、それこそ20年遅れのノストラダムスの地球滅亡説を地で行くことになりかねない、というのはいいすぎだろうか。
このパンデミックという一連の恐怖は、ネットやSNSといった新しい通信手段に乗り、急速に色々な情報が拡散させてしまう。正確な情報のみならず、裏が取れていない不確かなものであったり、全く根拠のないフェイクニュースなどもあたかもそれらしい脚色を施されて、リアルニュースに紛れて拡散し、問題の解決を遅らせるいわゆるインフォデミックが、より事態を深刻化させていく。
この先の予測は全く不透明である。もちろん、日本国民の期待を背負った世界的イベントの行方もひとまずは1年後に先延ばしになったが、来年中に行えるかどうかは、誰にも見通せない。ただし、そろそろ4Gから5Gへと切り替わろうとしている現代社会の情報や通信の発達はマイナスに作用すばかりではない。当然ながら、ウィルスの判定に欠かせない検査、治療薬、加えて予防ワクチンに関して、現在世界中の研究者、各種公的保健機関、民間医薬品メーカー等々がかなりのスピードで開発を進めていることは間違いない。特に、民間のメーカーは社運をかけて開発を進め、言葉は悪いが一発当たれば、莫大な利益と社会的貢献への評価を手中にするため必死であろう。そのため、予想より早くこの未知の悪魔を克服できる日はそう遠くないでは、と希望的観測も込めて願うばかりである。
その日が来るまでは、色々な意味で‘忍耐’が必要も知れないが、不要不急・・は当たり前としても、全員がほんの少しだけ普段より自分に対してはほんの少し厳格にする、例えば、いつもより丁寧に手洗いをすること、咳エチケットやソーシャルディスタンスを守ることなどが自分自身を、ひいては家族や社会全体をも守ることにつながるのではと考えるのだが。
最も恐れる敵はこの姿なき敵そのものではなく、人々の奥底に潜む排他的で利己主義的で猜疑的な感情ではないかと思う。ウィルスの脅威が去ったとしても、このような負の感情は一旦、人々の心の中に深く強く根ざしてしまうと、原因が去ったのちにもその根茎は容易には排除されず、友人知人間の結びつきのみならず、地域社会などの結束や助け合いにも、深刻な歪を残すのではないかと懸念される。
そうならないためにも、デマに惑わされることなく正確な情報を皆で共有し、適格な対処を心がけていきたいものである。

 

投稿者: 内科・消化器内科 杉本クリニック

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