腹部エコー(腹部超音波)検査
体に超音波を当て、その反響により体内を映像化する検査です。腹部エコー検査では主に肝臓、膵臓、腎臓などの器官の病気を確認します。
痛みもなく人体に無害な検査ですが、食事をとられると画像が悪くなり正確な検査が行えなくなる場合がありますので、できるだけ絶食した状態で受けられるようにしてください。
腹部エコー(腹部超音波)検査の注意事項
- 正確な検査が行えなくなる場合がありますので、できるだけ絶食した状態で検査を受けられるようにしてください
 
心電図検査
両部と両手足に電極を取り付けて、心臓の筋肉が拡張と収縮を繰り返す時に発生する微弱な電流の変化を波形として記録し、その乱れから心臓の病気の兆候を調べる検査です。この検査により、不整脈、狭心症、心筋梗塞などの病気を発見することが可能です。
心電図検査の注意事項
- できるだけリラックスした状態で検査を受けられるようにしてください
 - 胸部、両手足の肌がすぐに出せる服装で検査を受けられるようにしてください
 
心電図検査の流れ
1検査前の準備
上半身の衣類をお脱ぎください(着脱しやすい服装でお越しください)。
2電極の取り付け
ベッドに横になって頂き、体に電極を取り付けます。電極を取り付ける部位は、両手首、両足首、胸などです。
3心電図の記録
5分程度かけて心電図を記録します。その結果から、心臓の病気の兆候などを読み取ります。検査中は、体を動かしたり、深呼吸したりしないでください。
心電図検査で発見可能な病気
- 心筋梗塞
 - 心筋虚血
 - 心房中隔欠損症
 - 心筋症
 - 心筋炎
 - 心膜炎
 - 不整脈
 - 狭心症
 
など
心電図検査の受診をおすすめするタイミング・自覚症状
レントゲン検査
当クリニックでは、「胸部レントゲン検査」と「腹部レントゲン検査」を行っています。胸部レントゲン検査では肺炎、肺結核、心肥大、縦隔腫瘍などの病気の発見をすることができ、腹部レントゲン検査では腸閉塞、腸管ガス貯留、便秘などの病気を発見することができます。
レントゲン検査の流れ
1検査前の準備
検査着にお着替えください(ボタンのないTシャツなどを着用の場合は、着替える必要はありません)。ネックレスや腕時計など、身に付けている金属は外してください。
2レントゲン装置に胸・腹部を密着させる
レントゲン装置に胸または腹部を密着させてください。
3大きく息を吸う・息を止める
大きく息を吸った後、そのままの状態で息を止めてください。
4撮影
息を止めた状態で撮影を行います。
レントゲン検査の注意事項
- 撮影時はしっかりと息を止めるようにしてください
 - ネックレスや腕時計など、身に付けている金属は外してください
 - ボタンのないTシャツなどを着用の場合は、検査着に着替える必要はありませんが、プリント、刺繍、ポケットなどがある衣類はお避けください
 - レントゲンに写り込む場合がありますので、髪が長い方は肩より上におまとめください
 
レントゲン検査で発見可能な病気
胸部レントゲン検査
- 肺癌
 - 肺結核
 - 肺炎
 - 気管支炎
 - 肺気腫
 
など
腹部レントゲン検査
- 腸閉塞
 - 腹水
 - 胆石
 - 尿路結石
 - 腸閉塞
 
など
レントゲン検査の受診をおすすめするタイミング・自覚症状
呼吸機能検査
マウスピースを通して呼吸することで、口を出入りする空気やガスの量を分析して、肺の機能を検査します。
短時間の運動で息切れする方、よく咳や痰が出る方、呼吸器疾患がある方などは定期的に検査を受けられることをおすすめします。また、喫煙する方も定期的に受けられるようにしてください。
この検査により肺線維症のほか、喫煙が主な原因なため「肺の生活習慣病」とも呼ばれる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの診断・治療・生活指導を行います。
呼吸機能検査の注意事項
- 検査30分前まで飲食をお済ませください
 - 検査結果に影響する場合がありますので、検査当日の喫煙はお控えください
 - ゆったりとした楽な服装で検査を受けられるようにしてください
 
呼吸機能検査で発見可能な病気
- 肺気腫
 - 気管支ぜんそく
 - 気管支拡張症
 - 胸膜疾患
 - 慢性気管支炎
 - 肺線維症
 
など





